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ブルーカラーがかっこいい街
神奈川県川崎市中原区(JR南武線武蔵中原駅、武蔵新城駅)は、かつて大工や職人の街として栄えたエリア。
高齢化が進むどのエリアにも共通して言えることだが、若者を誘致する仕掛けが必要であった。
本プロジェクトでは、元々街昨今トレンドになりつつあるDIYと街が持つDNAを掛け合わせたアプローチで、街の真ん中に誰もがDIYを学べるオープン工房を造った。
引退した職人が地域の子供たちに溶接や大工作業を教える。大学のように、現役の現場監督が中高生にモノづくりを教える講義もある。
また、工房の周りにDIYできる物件(内装をいじって良い部屋)を増やし、工房でDIYを教わったり、製作したり、材料を買ったりして、自分の部屋にインストールするという循環のサービスを構築した。
中原工房ではほぼ毎週、様々なモノづくりイベントが行われており、「DIYの街」の様を呈している。
サッカー選手に憧れる様に、地域の子供たちが大工や職人に憧れる、そんなムーブメントを起こしている。
Field : 地域活性、コミュニティー、ライフスタイル
Function : 企画・デザイン
Client : JECTO、F-INC
2015
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