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恋するロボット
WALK-MATEは、2017年に創業した東京工業大学発のベンチャーで、パーキンソン病を始めとした神経症患者のための歩行支援ロボットを製作している。
歩行支援ロボットは既に多くの企業が開発していたが、そのほとんどがガンダムの様なゴツメカしたデザインであった。
そこで他社とは違うハイコンセプトを立てて、将来的に独自の市場ドメインを形成できる手法を取った。
定性リサーチをかけると20代の若い患者も多いことがわかった。
現状の歩行支援ロボットは施設内でリハビリ用に使用されている、因みにこの病気は治らない・・。
誰だって施設を出て、健常者と同じ様にカフェに行ったり、ショッピングに行ったり、恋もしたい。
そんな患者の体験を実現するためにデザインはどうあるべきか?
結果、モーターやバッテリーなど機械を、服にアッセンブリーすることした。
服を着る感覚でロボットを身に付け、服のコーディネーションを楽しむ感覚でロボットを選ぶ。
まず第一フェーズとして、スポーツウェア型歩行支援ロボットを製作した。
Field : ロボット、AI
Function : コンセプト開発、デザイン設計
Client : 東京工業大学発ベンチャー Walk-mate
2016
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